学生になったら自分の学習スタイルを確立する必要があります。
受験勉強を散々してきて合格したのになぜ?と思うかも知れませんが、
大学での勉強というのは、受験勉強と違って参考書や問題集は限られてきます。
授業内容もも教官によって様々で、参考文献も殆どないような状態です。
大学受験の場合は、教育指導要領で決まった範囲を学習した結果を試すので、
みんな共通のことをやっていたわけです。
数学にしても理科にしても、英語にしても社会にしても、
高校で習う範囲の学習ですから、
手ごろな価格の参考書や問題集も山ほどあるし、ツールも山ほどあったわけです。
ところが大学以降はそう言うわけにはいきません。
参考文献は自分で探してこなければなりませんし、手にはいるかどうかも分かりません。
何を使ってどう勉強すればよいのか、だんだん勉強自体難しくなっていきます。
受験勉強の場合は、何が重要なのか親切にも教えてくれる人や本がありましたが、
大学での勉強というのは、それを自分で調達する必要があるんですね。
なのでそれが分かっている人は、大学の他にも様々なところへ勉強を教わりに行きます。
弁護士や税理士などの資格を取ろうと思っている人は、
そう言う学校にも通いますし、そう言う教材を使って勉強します。
英会話の能力が必要な人は、英会話学校へ行ったり、TOEICの勉強をしたりします。
いわゆるダブルスクールというヤツですが、次の目標に向かって歩み出すわけです。