職種によって求められる資格というのがあります。
世の中には資格を持っていないとやれない仕事というのがたくさんあって、
たとえば医療行為は医者や看護師などの資格がないと罰せられますよね。
それと同様に様々な業務に関して、資格を持っていないとできない業務があるわけです。
たとえば不動産関係の仕事であれば、宅建(たっけん)という資格があると有利です。
また事務職であれば、日商簿記検定の2級を持っていれば、有利です。
金融関係であれば、貸金業責任者などの国家資格があると有利です。
こういう資格は、今までは会社に入ってから
会社のカネで取得するという事が多かったのですが、
だんだんそう言うことは減ってきています。
というのもこういう資格は個人に与えられるモノですから、個人の財産です。
そして年功序列や終身雇用という前提がなくなったので、お金を投じて資格を取らせても、
資格を取ったら1年後には他へ行くと言うことだって起こってくるもんですから。
職業選択の自由があるわけですから、
企業としては辞めるという人を止めることはできないですしね。
そして
資格を持っている人を中途採用で雇えばいいって事になってきています。
となると就職活動でも資格を持っていないと、非常に不利になるわけですね。
「会社に入ったら頑張ります」は通用しません。
「これだけ頑張りました」の世の中です。
ですから自分の将来ために、とにかく何か資格を取る必要があります。
大学に合格したからと言って、勉強しなくて良いと考えている人は、あとでえらい目に遭いますよ。